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2009年5月25日 (月)

軟口蓋を上げる

中学のときから、僕は40年以上トランペットを吹いているけど、管楽器を演奏する上で、私にはとても重要なことと思えるのに、誰も話題にしないし本にも書いていないことがある。それは、軟口蓋を上げること。

ネットで検索してみると、声楽では軟口蓋を上げるように指導している(2〜30年前に僕が読んだ何冊かの発声の本には書いていなかった)みたいだから、管楽器でも今は軟口蓋を上げるように指導しているのかな?

口蓋というのは口の中の天井の部分で、前の方の骨がある部分が硬口蓋、硬口蓋に舌先あてて、後ろの方に持っていくと、骨のない柔らかい部分があって、そこが軟口蓋。

軟口蓋は骨がないから、上にあげる(ドーム状に「ふくらむ」感じ)ことができて、管楽器を演奏しているときは、普通、軟口蓋は自然に上がっているんだ。でも、そのことを指摘する指導者があまりいないから、軟口蓋を上げずに演奏しちゃっている人もいるんだよね。

特に多いのが、喉を開けようとして、喉は開いても軟口蓋が下がっちゃう人。軟口蓋が下がると、音色が暗くなって、音程もいわゆる「ぶら下がった感じ」で低くなっちゃうんだけど、軟口蓋を上げることを知らない指導者は、これを直せないんだよね。

軟口蓋を上げるコツとして、「あくびをかみ殺すように」と書いていた人がいたけど、これ秀逸。あくびをかみ殺すようにして、口の中を舌で探ってみると、軟口蓋が上がって口の中が広くなっているのがわかるはず。

ただ、呼吸がしっかりしていないと、この状態を維持して楽器を演奏するのは難しいかもしれない。そういうときは、舌で口の中の息の通り道を狭くして、息のスピードをつけるといいと思う。僕は最初の音出しはこうしている。

ただし、舌が奥に引っ込んじゃいけないので、舌先を前歯の裏につけて、舌の中ほどを持ち上げるようにして調整している。調子が出てきたら、舌を下げて口の中を広くして、喉も前下に大きく広げると更にいい音になるんだけど、あくまでも軟口蓋を上げることが優先。

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