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2009年6月 5日 (金)

ジャンニ・スキッキ

藤澤ノリマサの太陽の女神の記事で、原曲の情報を書かなかったので、改めて。

「ジャンニ・スキッキ」というオペラは、プッチーニ唯一の喜歌劇とされていますが、本来は三つの一幕物のオペラから構成される"Il Trittico"(日本語では「三部作」と呼ばれています)という作品の一部で、本来は他の二つ、「外套」と「修道女アンジェリカ」に続けて一日の公演の中で上演される作品です。

それが他の二作が不評だったので、ジャンニ・スキッキが単独で、あるは他の作曲家の一幕物と合わせて上演されることが多くなった…なんてことがいわれているようですが、ジャンニ・スキッキも上演されることはまれですよね。

「ジャンニ・スキッキ」というオペラ、喜劇なのに幕が開くといきなり人が死んでいます。ある金持ち(ブオーゾ)が遺産はすべて修道院に寄付するという遺書を残して死んでしまったというところから話は始ります。

残された親戚たちが大変だと騒いでいるところに、ブオーゾの友人のジャンニ・スキッキがやってきて、死んだブオーゾのふりをして遺書を作り直そうということになります。そこで公証人を呼んで、偽の遺書を口述筆記させるのですが、ジャンニは細かい遺産は親戚たちに分けるけれど、価値の高いロバと家と製粉所は自分のものにしてしまうという、ブラックなお話です。

藤澤ノリマサの「太陽の女神」で使われている「私のお父さん」は、ジャンニの娘のラウレッタのアリアで、自分の恋人であるブオーゾの甥のリヌッチョのために、みんなのいうことを聞いてあげて(そうしないと川に身を投げて死んじゃうから)と、ジャンニにおねだりする歌です。

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