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2009年7月15日 (水)

ファースト・アルバム・シンドローム

今日はサイモンとガーファンクルの武道館公演だ。新聞を見ると、やっぱり当日券がある。自分も行かないくせに、ちょっと、寂しい。

サイモンとガーファンクルのアルバムで、何が一番好きかと聞かれたら、水曜の朝午前3時と答える。ファースト・アルバム・シンドローム-「俺はみんなが気付く前からこいつらに注目していたんだ」と言わんがための、忌むべき傾向-だ。

本当はサイモンとガーファンクルを知ったのは、三枚目のパスリー・セージ・ローズマリー・アンド・タイムなんだけどね。

水曜の朝午前3時は、たぶん出た当時としては、選曲から言っても、曲のアレンジから言っても、何の新鮮味もない、というより「時代遅れ」に近いアルバム。でも、明日に架ける橋まで聞いて、昔のフォーク・グループが消えてしまった後で聞くと、とても新鮮なアルバム、に聞こえた。

ことのついでにポール・サイモンの僕にとってもベスト・アルバムも書いてしまうと、ポール・サイモン・ソング・ブック、水曜の朝午前3時と、サウンド・オブ・サイレンスの間で、ポールが一人でイギリスで録音したアルバムだ。

これに入っている曲は、サイモンとガーファンクルで取り上げられたり、この後取り上げられるものばかり*。それをポールが自分の歌とギターだけで演奏したアルバムだ。

ポールの曲は、なるべくシンプルなアレンジの方がいい。サウンド・オブ・サイレンスに入っている「木の葉は緑」なんて、この曲の堕落した姿に聞こえる。

ポールのギターと二人の歌があれば、他はいらない…それがサイモンとガーファンクルの魅力なんだよね。

* The Side of a Hill だけはサイモンとガーファンクルのアルバムに入らないけど、この曲の歌詞は再構築されて、スカボロフェアーのオブリガートの歌詞になっている。

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