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2009年7月30日 (木)

誰で聞くか?

クラシック音楽を聞こうと思った場合、困ってしまうのが「誰の演奏で聞くか?」ではないでしょうか。聞きたい曲があって、CD屋に行っても、ネットで探しても演奏者違いでたくさんのCDがある、「何が違うの?どれがいいの?」ってなっちゃいませんか?

買ってみてあんまり気に入らなくても、それは曲が期待したほどよくなかったんじゃなくて演奏が悪いのかもしれないし、「通の人」から見てよくない演奏を気に入っちゃうのもしゃく(なんてことを私は考えていました)…

初めて聞く曲はなるべくオーソドックスな演奏を、なんていうことを気にしていたんですが、「オーソドックス」なんていうのは時代とともに変わっちゃうんですよね。

なるべく作曲家の残した楽譜に忠実で、作曲家が書いていない強弱やテンポの変化はつけないのが「オーソドックス」かというと、すくなくとも20年くらい前はそんな演奏は「平板でつまらない演奏」と言われかねなかったですからね。

で、開き直って「特に誰ということがないときはこの人」と決めたのが、ヘルベルト・フォン・カラヤンです。

まあ、カラヤンが「帝王」と呼ばれていた時代ですから、当たり前と言えば当たり前の選択なんですが、この指揮者、だいたいどんな曲でもおもしろくして聞かせてくれるんですよね。けして楽譜通りに演奏して「作曲家はこう書いているんです」なんていう演奏はしません。

亡くなった後、一時期CD屋からカラヤンのCDが消えて、「消えて行っちゃう指揮者だったのか?」と思わせたこともありましたが、今は復権した感じ(もはや「帝王」というわけにはいきませんが)で、有名曲はだいたい手に入るんじゃないでしょうか。

だいたいどんな曲でも、おもしろく聞かせる「仕掛け」を入れているんで、今の感覚ではオーソドックスとはほど遠い演奏ですが、今でも欠けている曲を、ぽつぽつとカラヤンで埋めています。

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