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2009年8月 9日 (日)

ドビュッシーの音じゃない!

NHKの番組に、「名曲探偵アマデウス」というドラマ仕立ての音楽番組があります。元天才指揮者という主人公の探偵事務所に、クラシック音楽に関わる謎が持ち込まれ、その謎を解く過程で曲の構造が解説されるという趣向の番組です。

先週はドビュッシーの前奏曲集第一番に纏わる謎。

それを見ていて、「亜麻色の髪の乙女」がピアノで弾かれたのを聞いたとたん、「ドビュッシーの音じゃない!」と感じてしまった私。

ピアノ曲に疎いし、ピアノ曲に限らずドビュッシーはあまり聞かない私が、「ドビュッシーの音じゃない」なんて言うのはいくらなんでも図々しいんですが、でも、私の頭の中にはもっと堅くて透明なトーンであの冒頭のメロディーがあって、それと全然違う響きが聞こえたもので…

後で楽譜が映ったところで原因が判明しました。この曲、変ト長調の曲なんですが、私の頭の中には、ト長調で冒頭のメロディーの楽譜がしまわれていたんです。多分、むかーし練習した、ギター編曲版の楽譜のせいで。

だから、ト長調の響きを期待していたところに、変ト長調で「正しく」曲が始まったもので、「知っている曲と違う」と感じ、絶対音感のない私はそれが音の高さの違いと判らずに「ドビュッシーの音じゃない」などという、大胆な言葉が頭に浮かんでしまったんですねえ。

そもそも間違っていたのは自分なのに…自分の独善的発想が恐ろしい。
(^_^;

で、変ト長調の楽譜が頭の中に入ったら、ドビュッシーの音に聞こえるようになりました。
f^_^;

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